突然ですが、みなさんはペット保険に入っていますか。
わたし達人間にもケガや病気で入院・通院したときなど、いざというときのための備えとして、医療保険がありますよね。
猫用にもペット保険がたくさんあり、ほとんどの飼い主さんはその存在も知っているのではないでしょうか。
そうなんです。たろうちゃんの言うように、日本のペット飼育者のペット保険加入率はまだまだ低い状態。
確かに、損をするような話を聞くと「加入はしなくてもいいかな」という気になってきちゃいますね。
ですが、ペット保険は保証の内容も自分に合ったものをチョイスすることが可能。
そのためには各ペット保険を比較することがとっても重要なんです。
今回はペット保険について詳しく説明していきたいと思います。
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ペット保険ってなに?
動物病院は『自由診療』といって、料金の基準が統一されたものではなく、それぞれの動物病院で診療費、治療費を自由に設定できるシステム。
さらに猫たちには健康保険がないので、基本的には猫の診察代は全額が飼い主さんの自己負担です。
そのため、診察や治療後にいざ会計と言うとき、結構な出費がかかることもあります。
ペット保険に入ることで、いざという時にかかる治療費の一部負担を減らすことが出来るんですね。
ペット保険は掛け捨てが基本
ペット保険は基本的に、『掛け捨て』となります。
掛け捨てというのは、契約期間中にケガや病気にならず、保険を利用しなかった場合、保険料の払い戻しは受けられないもののこと。
ペット保険の補償対象
ペット保険の補償対象となるのは基本的に次の3つ。
通院 | 動物病院に通院の際にかかる、診察代、処置代、薬代などの費用。 |
入院 | 入院した際にかかる費用。 |
手術 | 手術や、手術のための麻酔などにかかる費用。 |
ペット保険の補償対象外
ここで知っておきたいのが、ペット保険にも補償対象外があること。
【ペット保険補償対象外の例】
- ワクチン接種
- 健康診断
- 去勢・避妊手術
- 妊娠・出産にかかるもの
- 先天性異常
- 保険加入前の病気 など
健康な状態に対するもの、病気の治療ではないものは基本的に補償対象外になるんですね。
補償対象外ときくと、避妊・去勢手術やワクチン接種は受けさせるのをためらってしまうかもしれませんが、どちらも大切なんです。
こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
関連記事:子猫のワクチン接種はもう迷わない!【必要性や副作用を徹底解説】
関連記事:猫の去勢後の悩み【イラつく前に読むべき】術後もうるさい理由とは
ペット保険の3つの補償タイプ
ペット保険には補償される割合によって3つのタイプに分けられます。
定率補償
診察料や手術料などにかかった費用の50%や70%といった、一定の割合の保険料が支払われるタイプ。
実額補償
補償限度額内であれば、治療費が全額補償されるタイプ。
定額補償
治療費の金額に関係なく、補償限度額内で一定の補償額を受けられるタイプ。
ただし、上限1万円のところ、5千円しかかからなかった場合には支払われるのは5千円となりますよ。
【ペット保険のポイント】
- 基本は掛け捨て
- 補償対象はケガや病気のための通院・入院・手術
- 補償対象外はワクチン接種や健康診断など、ケガや病気の治療以外のもの
- 補償割合によってタイプが分けられる
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ペット保険の体験談
ペット保険に入って良かった。逆に入っていたけど、失敗した体験談。
そんな体験談ご紹介したいと思います。
ペット保険に入っていて良かったと思った体験談
まずはペット保険に入っていて良かったという人の体験談をご紹介。
Iさんの場合
わたしは定率補償のタイプのものに入っていて、2割は自己負担です。
ちょっとした耳の病気も、診察料を不安に思うこと無く受診することができます。
それに膀胱炎になったときも、全額自己負担だと約4万円ほどかかることろ、負担額が少なくて、とっても助かりました。
ペット保険に入っていたのに失敗したと思った体験談
ペット保険に入ってて後悔した、失敗したという体験談もご紹介しますね。
Kさんの場合
大手の保険会社なら安心と、勧められるがままにペット保険に入っていました。
先日、愛猫の手術で約40万円の請求。
保険は50%定率補償のものに入っていたので、単純に計算して20万円ほどの自己負担かと考えていました。
痛手ではありましたが、ケガも治して貰えたし、背に腹は代えられないと全額支払い、後日保険会社に請求。
すると払われた保険料は10万円だったのです。
よく見てみると、Kさんが入っていた保険のプランは、1回の手術の補償上限が10万円になっていたのです。
これは、よく考えないで勧められるがまま契約をした自分の落ち度だったけど、ガッカリだったとKさんは話していました。
そのときになってはじめて、ペット保険には入院・手術に重点を置くプランもあることを知るなど、もっとちゃんと内容を確認して契約するべきだったと後悔したそうです。
Dさんの場合
ペット保険を契約したけど、結局使わないまま猫が亡くなってしまった。
掛け捨てだったから、保険料が無駄になったなと思った。
ペット保険に入っておけば良かったと思った体験談
ここまではペット保険にあらかじめ入っていた人の体験談でしたが、今回は入っていれば良かったと思った体験談もご紹介していきましょう。
Cさんの場合
当時8歳の猫を飼っていたCさん。
ペット保険に入る機会もないままこの年齢に。
ある日Cさんが仕事から帰宅すると、愛猫は片方の後ろ足を挙げて歩いていたんです。触っても痛そうな素振りはなく、心配なので動物病院を受診。
かかりつけの先生からは、「もしかしたら頭の方が原因かも」と、他県の大きな病院を紹介され、精密検査をうけることに。
結果は脳炎。
治療のため、免疫抑制剤の投与や検査など毎月6万~多いときで10万円ほどの費用がかかり、かなりの家計圧迫に。
ですが、大切な家族の治療を投げ出すわけにはいきません。
その猫ちゃんが亡くなるまで、約2年間にわたり全額自費で払い続けました。
Cさんは、健康なうちにペット保険に入っておけばよかったと話していました。
猫の治療費ってどれくらいかかるの?
そこ、気になりますよね。それでは、猫の治療費について見ていきましょう。
【猫にかける1ヶ月の治療費の平均】
年齢 | 0~6歳 | 7~12歳 | 13歳以上 |
平均額 | 6,779円 | 6,467円 | 7,991円 |
【1つの病気にかかったときの治療費の最大額平均】
年齢 | 0~6歳 | 7~12歳 | 13歳以上 |
平均額 | 47,251円 | 52,821円 | 65,208円 |
慢性腎不全で3日間入院した場合
診察料 | 1,500円 |
入院費(3日間) | 9,000円 |
点滴・注射 | 12,000円 |
検査 | 12,000円 |
合計 | 34,500円 |
消化管内異物除去の手術を受けた場合
診察料 | 1,000円 |
検査 | 5,000円 |
処置 | 9,600円 |
全身麻酔 | 19,000円 |
手術 | 14,0000円 |
入院 | 4,500円 |
合計 | 179,100円 |
骨折で手術を受けた場合
診察料 | 1,000円 |
入院(5日間) | 15,000 |
検査 | 20,000円 |
処置 | 13,000円 |
全身麻酔 | 18,000円 |
手術 | 120,000円 |
薬の処方 | 2,000円 |
合計 | 189,000円 |
結膜炎の通院治療の場合
診察料 | 1,000円 |
検査 | 20,00円 |
薬の処方 | 2,000円 |
合計 | 5,000円 |
手術となると、かなりの高額になることが分かりますね。
じつはどの年代の猫も2~3割ほどは1年間に一度も動物病院を受診していないというデータもあるのです。
平均はあくまで平均。
実際には平均額よりも高額な医療費がかかっていることが分かりますね。
ペット保険のメリット・デメリット
ペット保険にはメリットもあれば、デメリットもあります。
それぞれを見ていってみましょう。
ペット保険のメリット
治療費の自己負担を減らすことが出来る
猫の治療費が、いかに高額になるかが分かりましたね。
ペット保険に加入していることで、治療費の自己負担を減らすことが保険最大のメリットといえますよね。
保険によっては、窓口で補償分を差し引いて支払うことが出来るものもありますし、とっても助かります。
突然だったり、高額だったりする猫たちの医療費が少なくて済むのは有り難いですね。
ケガや病気の早期発見・治療につながる
例えば、突然のケガや病気かもと疑われたとき。
「お給料日前でお金がない」、「お給料入ってからでもいいかな」と先延ばしにしてしまう可能性もありますよね。
連れて行くのが遅くなったために、病気が重症化、治療にはお金だけじゃなく、猫の体力の消耗も増しますし、時間もかかります。
でも、ペット保険で補償してくれるとなれば、動物病院にだって連れて行きやすくなりますよね。
それがケガや病気の早期発見・治療につながっていくんですよ。
特約をつけることが出来る保険もある
ペット保険によっては、特約、つまりオプションをつけることが出来るものもあるんですよ。
ペットの賠償責任特約
- ペットが他人に噛みついてケガをさせてしまった
- ペット同士がケンカをして、相手のペットにケガをさせてしまった
- 他人の持ち物を壊してしまった
こんなことが起こってしまったときに、賠償金を負担してくれたり、保険会社の人が相手との交渉をしてくれたりする特約なんです。
ペットの火葬費用特約
ペットが亡くなってしまったときに火葬する際の費用を一定額負担してくれる特約です。
ペット保険のデメリット
ペット保険、とっても頼もしいメリットがありましたね。
しかし、反対にデメリットもあるんです。
猫が高齢になればなるほど保険料が上がる
ペット保険の保険料は、通常猫の年齢があがるに連れて保険料は値上がりしてしまうシステム。
- 2~3歳で約520円~1,890円
- 10歳以上になると約920~2,970円
高齢になると保険料が倍近くになってしまうんですね。
健康状態によっては加入・更新ができない場合がある
ペット保険に入るときには必ず現在の健康状態や、過去にかかったことのある病気を告知する必要がありますよ。
その状態によっては、希望のプランに入れなかったり、ペット保険自体に加入出来ないことも。
また、保険加入中に完治が難しいような病気にかかった場合、保険会社によっては次回の更新時に条件(完治が難しい病気は補償対象外になるなど)付きでの更新や更新拒否となる場合まであるんです。
治療費全額を補償してくれるものではない
前にお話したように、ペット保険の補償には3つ(定率・実額・定額)のタイプがありました。
どのタイプでも、限度額が設定されており、治療にかかったすべての費用を保険でカバーすることは出来ないのです。
中には100%補償という保険もありますが、その分保険料も高額。
【ペット保険のメリット・デメリット】
『メリット』
- 治療費の自己負担が減らすことができる
- ケガや病気の早期発見・治療につながる
- 特約をつけられる保険もある
『デメリット』
- 猫が高齢になればなるほど保険料が上がる
- 健康状態によっては加入・更新ができない場合がある
- 治療費全額を補償してくれるものではない
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ペット保険加入はどんな飼い主さんにおすすめ?
実はペット保険の加入には向いている人、向いていない人がいます。
突然来る高額な治療費に不安がある人
猫たちは今日が元気でも、いつ病気になってしまうか分かりません。
時には短期間で数十万円、数百万円とかなりの出費になってしまうことだってあるんです。
十分に貯蓄がある人であれば、ケガや病気をして高額な治療がかかったとしても、耐えることができるかもしれません。
ですが、この突然の高額負担に不安があるという人は、保険加入がおすすめ。
猫に万全な治療を受けさせたい人
猫は自分が体調を悪くしていても隠す傾向があります。
いち早く、猫の変化に気付いてあげられるのは、飼い主さんですよね。
ちょっとした変化でも、お金のことを気にせずにすぐに動物病院を受診させてあげたいもの。
ペット保険のメリットにもあった早期発見・治療が一番大切ですよね。
それにもし専門の治療が必要になった場合も、補償がでれば受けさせることが可能になるかもしれません。
ペット保険は絶対に比較するべき
ここまで、ペット保険によって色々と違いがあることに触れてきましたが、ペット保険を選ぶ時は絶対に比較をするべき。
保険会社によってプランはもちろん違ってきます。
わたし達飼い主が、一番気になるのは保険料と補償割合のバランス。
それに、特約の有無、補償対象外の内容の違い、契約更新時の注意点など、よく知っておく必要があることも分かりました。
そのため、自分の目でしっかり、各保険会社の出しているペット保険を比較していきたいですね。
ペット保険を比較するなら、『保険スクエアbang!ペット保険』がオススメ
ペット保険は一つ一つ保険会社のHPを除いて見ていくよりも、『保険スクエアbang!ペット保険』を使うことで圧倒的に比較しやすくなります。
わたしが『保険スクエアbang!ペット保険』を勧める理由を教えちゃいますね。
『保険スクエアbang!ペット保険』は資料請求や比較が簡単
『保険スクエアbang!ペット保険』は比較の仕方が簡単2ステップ。
【比較2step】
トップページから猫の「年齢」、「品種」、「希望の補償内容」を選択する
step1、step2、出てきた一覧表からプランを比較するだけ
気になったペット保険は、チェックをつけておいてまとめて資料請求すればOK。
それに資料請求は無料なので、気になるペット保険を全部チェックすることが出来ますよ。
それも、もちろんOK。
各社の保険を見比べてみても自分に合うプランがなければ、入らなくたって良いんです。
『保険スクエアbang!ペット保険』は多数のペット保険の取り扱いがある
『保険スクエアbang!ペット保険』は11社と提携していて、それぞれの保険プランを詳しく紹介。
11社のプランが一気に比較できるので、自分にあったプランが見つかる可能性も高く、手間が少なくて済みますよね。
インターネットからの加入申込みは嬉しいことづくし
保険の申し込みって所定の用紙を郵送で送ってもらったり、記入して返信したりと結構ややこしいもの。
『保険スクエアbang!ペット保険』ならそんなストレスはありません。
インターネット申し込みならではの3つの嬉しいポイントがあるんです。
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step1、メールアドレスの登録
step2、保険会社に保険の加入手続き
step3、ご契約完了後にアンケート回答
空き時間も楽しい充実したコンテンツ
『保険スクエアbang!ペット保険』では、ペット保険についての基本的な知識の紹介のみならず、空き時間に読むだけでも面白い情報が載っているんですよ。
中には、猫種によってなりやすい病気やその治療費の記事だったり、各保険のカテゴリー別ランキング(契約手続きのしやすさやコスパ、カスタマーサポートの評価など)まで。
飼い主からすると「ちょっと読んでみたい」がたくさんあるんです。
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ちょっとペット保険に興味が沸いた、見てみたいと思われた方は是非チェックしてみてくださいね。
まとめ
猫を飼っている皆さんに、ペット保険とはどんなものか、メリットやデメリットについても説明してきました。
ここで振り返ってみましょう。
【ペット保険とは】
- 基本は掛け捨て
- 補償対象はケガや病気のための通院・入院・手術
- 補償対象外はワクチン接種や健康診断など、ケガや病気の治療以外のもの
- 補償割合によってタイプが分けられる
全額補償ではないことはデメリットでもありましたね。
【ペット保険のメリット・デメリット】
『メリット』
- 治療費の自己負担が減らすことができる
- ケガや病気の早期発見・治療につながる
- 特約をつけられる保険もある
『デメリット』
- 猫が高齢になればなるほど保険料が上がる
- 健康状態によっては加入・更新ができない場合がある
- 治療費全額を補償してくれるものではない
ペット保険は、保険会社によって契約内容も大きく違ってきます。
自分に合うプランを見つけるためには、比較することが大切。
補償内容や契約・更新条件などは、はじめにしっかり把握しておきたいものでしたね。
そこで、簡単に比較できる『保険スクエアbang!ペット保険』がおすすめ。
いざというときのペット保険は、人任せにせず、自分で納得して選べるといいですね。
関連記事:【猫が動物病院で暴れる!】今からでもできる対策方法を徹底紹介
関連記事:【猫の怪我、消毒してもいい?】飼い主ができる応急処置法を解説!