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【猫が餌を何度も欲しがる理由とは!?】おねだりされた時の対策5選!

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可愛い猫ちゃんがすり寄っておねだりしてきたら、飼い主さんとしてはうれしいものですよね。

わたしは、うるうるな目で見上げられておやつを要求されると、可愛くってついついあげてしまっていました。

さぁ、特別におやつをあげたことだし、大人しくなるかな?と思いきや、要求は止まらない。

あれあれ、むしろさっきより大きな声でずっと鳴いている。餌の時間をきちんと決めてるのに、何度も催促されるんです。

さっきあげたんだけどな、と首をかしげつつ、どうしたらいいか考えていました。

飼い主
飼い主
規定量は守って餌を与えてるのになんで?
飼い主
飼い主
もっとあげたほうがいいの?

このように、可愛いと思う反面、そのおねだり行為に悩む飼い主さんは少なくありません。

わたしもその一人でした。

今回は、あなたの猫ちゃんはなぜそんなに餌を欲しがるのか、そして甘やかさずにどんな対応をするのが望ましいのかについて解説します。

次に猫ちゃんが餌を何度もほしがってきた場合、悩まず、しっかりした対応ができるようになっていると思いますよ。

 

猫が鳴いて餌を何度も欲しがる理由

まずは猫がなぜ、鳴いて餌を催促するのか、理由を知る必要があります。

もっと餌をあげるべきか、あげてはだめなのか。

それを知るには、そもそも、猫は本当に「餌がほしくて」鳴いているのか、「そうではない」のかを見分けなくてはなりません。

ゆね
ゆね
餌以外の要求の場合もあるんだね!

そうなんです。催促して鳴いている主な原因は、以下の3つです。

催促して鳴く理由
  • 本当に餌がほしい
  • 甘えているだけ
  • 発情期・または病気の可能性

「猫が鳴いて催促する=餌がほしい」だと思い込んでいた飼い主さんも多いと思います。餌以外の欲求の場合は、対策が全く異なってきます。

まずはあなたの猫ちゃんがしているおねだりは、本当は何を伝えたかったのか、見分けていきましょう。

猫の行動パターンから紹介していきますので、鳴き方や行動を思い出してくださいね。

本当に餌がほしい

「餌がほしい」と要求する猫は、餌の周辺をうろうろしたり、袋をかじったりします。空のお皿を舐めたり叩いたりする子もいます。また、飼い主さんの食事中に足元にやってきて、激しく鳴くということもありますね。

飼い主
飼い主
そうそう、これに悩まされていたの

いつも適切な量の餌をあげているのに、どうして何度もおねだりするのかが、悩みの種ですよね。

この行動パターンに当てはまった方は、対策について次の「餌を催促する猫への5つの対処法」という章にて、後ほど詳しく説明します。

ただ甘えているだけ

高い声で繰り返し鳴くときは甘えているサイン。遊びたい、大好きな飼い主さんの気を引きたいという可能性が高いです。

これはお腹が空いた、とかおやつがほしいという合図ではありません。

もしこのときに、「お腹が空いたのかな」と勘違いしおやつをあげてしまうと、この声を出せばおやつがもらえる!と学習してさらに鳴く子になってしまいます。

高い声で繰り返し鳴く場合は、時間の許す限り、思う存分遊んであげてください。

また、何か特定の要求であることも多いですね。うちでは、ドアの前に立ってよくこの声をあげています。

たろう(オス)
たろう(オス)
開けてほしいにゃ~

こういった場合、餌の要求とは明らかに異なるのでわかりやすいですよね。

発情期・病気の可能性

突然、聞いたこともないような大声で鳴き始めたら、発情期を疑ってみてください。生後半年ごろを過ぎ、温かい季節になると、どんな猫ちゃんにも発情期がやってきます。

それはもう結構な声量で、ご近所迷惑なレベル。寝ててもたたき起こされますよね。

ぼうちゃん(オス)
ぼうちゃん(オス)
にゃーー!!

この鳴き声は、おやつや遊びなどで止めることはできません。子猫がほしいという希望がない方は、去勢・避妊手術をするのが最も早くて効果的なので、獣医さんに相談してください。

また、体のどこかに異変があり知らせている可能性もあります。

鳴き声以外にも、食欲や目やになど、日常と違うところがないかを合わせて観察してください。もし違和感があれば、迷わず獣医さんに診てもらいましょう。

 

猫が餌を欲しがる時の5つの対処法

あなたの猫の行動パターンが、どんな理由だったか見分けられたでしょうか。

  • 毎日きちんと餌をあげているのにおねだりされてしまう
  • 鳴いて要求するのをやめさせたい
  • でも健康のためにもおやつで甘やかしたくない!

という、素敵な飼い主さんに、5つの対処法を提案します。

対処法
  1. ドライフードを2~3粒あげる
  2. 遊んであげる
  3. 無視する
  4. 餌を隠す
  5. 餌の回数を増やす

猫ちゃんの止まらない餌要求には、実は「甘やかす」以外にこんなにたくさんの対処法があるのです。ひとつずつ解説していきます。

1.ドライフードを2~3粒あげる

飼い主
飼い主
あげてもいいんだ!
ゆね
ゆね
おやつではなく「ドライフード」というところがポイントです! 

おねだりされても、「この子の健康のために…」と、ぐっとこらえて、何もあげなかった方も多いのではないでしょうか。

こんな時、実はドライフードを2,3粒あげても大丈夫なのです。

おやつは手軽にあげることができて猫ちゃんも大喜びなので、ご飯以外の時間のおねだりでは、ついおやつをあげたくなりますよね。

わたしもそうだったので、すごくよくわかります。

でも毎日猫の要求のままにおやつをあげていたら、カロリーオーバーしてしまいますし、その結果もちろん肥満につながってしまいます。

その対策として、ドライフードを2~3粒、飼い主さんの手からあげるのがとっても効果的です。

ドライフードは歯ごたえもあるので、カロリーを抑えつつ食欲を満たすことができます。また飼い主さんの手からあげるということは、コミュニケーションの役割も持つので、猫の精神的な満足感にも繋がります。

ゆね
ゆね
ドライフードは手があまり汚れないので、飼い主さんもお手軽だね!

2.遊んであげる

おねだりのままに餌をあげる以外にも様々な方法があります。

まずは、気を紛らわすために遊んであげるのがいい対処法です。

特に、もともと野生だった子や捨て猫だった子は、「次にいつ餌がたべられるかわからない」という不安・焦燥感から催促している場合もあります。

そういった時は不安解消として、思いっきり遊んで愛情をあげてください

そうすることで猫は心身ともに健康になれますし、無駄な食欲を抑えて体型をキープすることができます。

たろう
たろう
いっぱい遊んでにゃ〜♪

3.無視する

猫はかなり賢い動物なので、一度甘やかすと学習してしまい、次からもっと鳴く子になってしまいます。

この負の連鎖にはまらないために、心を鬼にして無視を決め込むのも愛情の一つです。

徹底的に無視する、これは簡単なようで一番難しいですよね。

甘やかすと、甘やかしてくれるぞって学習して鳴き続けるのと同じ理論で、無視し続けると「鳴いても無駄か」ときちんと学習し欲しがって鳴くのをやめます。

ゆね
ゆね
(あげないぞ…あげないぞ…)
たろう(オス)
たろう(オス)
(もらえないぞ…)

時間がかかることではありますが、根本的な改善方法としては効果が感じられます。

わたしも未だに負けそうになる日がありますが、一緒に頑張っていきましょうね。

4.餌を隠す

はじめに見分け方として示した「餌袋をかじる」といった行為がありますが、ここに問題が潜んでいる場合があります。

わたしの知人で、餌を欲しがって鳴く猫に困っていた方が、「餌を別の部屋においたらぴたりと鳴かなくなった」と話していたことがあります。

これは、においやパッケージがすぐに視界に入るために、気になってしまい反射的に鳴いていたのではないかと考えられます。

見えない戸棚の中にしまうこととにおいが漏れないように袋をしっかり閉めることが効果的だったようです。

意外と簡単な方法で、びっくりですよね。

あなたのお家の餌の置き場所を振り返り、場所やにおいに心当たりがあれば、ぜひ試してみてください。

ぼうちゃん
ぼうちゃん
猫ちゃんの見えない場所に餌を隠すといいにゃ!

5.餌の回数を増やす

最後に、餌の回数を増やすという方法です。ここで注意したいのは、決して総量を増やさないということです。

一日の既定のキャットフード量は同じまま、1日2回だった餌やりを3~4回に分けてみてください。

たろう(オス)
たろう(オス)
子猫時代を思い出すにゃ~

毎日きちんと餌をあげていても、空腹の時間が長く続くことによってストレスで欲しがっているのかもしれません。量を増やすと肥満になるので、回数を分けることで気を紛らわせる作戦です。

ただこれは、飼い主さんの生活スタイルによっては、実践が現実的ではない方法でもありますよね。上から4つ試してみても効果がなかったという場合の最終手段として、やってみてくださいね。

「そもそも一日の餌の回数って何回が理想なの?」そんな風に悩んでいる飼い主さんには、こちらの記事で詳しく解説しています。

https://www.shiawasegift.com/neko-esa-ichinichi/

 

まとめ

今回は餌を何度もおねだりする猫の、鳴きやませ方を5つ紹介しました。

まずはおねだりをする理由を探っていきました。その中から本当に「餌がほしい」というおねだりなのか見分けることが大切。

 

具体的には

  • 餌の周辺をうろうろする
  • 袋をかじる
  • 空のお皿を舐めたり叩いたりする

といった行動が、餌がほしい時の猫の様子です。

餌をちゃんと与えているのに、さらに鳴いておねだりされる時の解決策は5つ。

必要以上におねだりされる時の解決策
  1. おやつではなくドライフードを数粒あげる
  2. 不安解消のため、遊んであげる
  3. 無視し、鳴いても意味がないと教える
  4. 見えないところに餌を隠す
  5. 餌の量ではなく「回数」を増やす

飼い主さんも猫ちゃんもストレスなくハッピーに暮らすために、お悩みの方はぜひ実践してみてくださいね。