長く猫を飼っている人も、飼い始めたばかりという人も普段、どんな遊びをして、猫ちゃんとのコミュニケーションをとっていますか。
同じ悩みでなくても、飼い主さんたちのように猫ちゃんとの遊び方で困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、誤った遊び方で愛猫にストレスを与えないために「ライフステージ別の遊び方」や「好きな遊びランキング」、「好きな遊びの見つけ方」を紹介しますので参考にされてみてくださいね。
猫のライフステージ別の遊び方
子猫、成猫、老猫、それぞれ遊び方が異なります。
ライフステージに合わない遊び方をしてしまうと、ストレスを与えてしまうだけでなく、大きなケガに繋がってしまう可能性もあります。
未然に防ぐためにも正しい遊び方を知り、今よりもっと猫との絆を深めていきましょう。
子猫(生後6か月未満)との遊び方
- 「じゃれ遊び」が大好き
- ボールを転がしてあげる(音が鳴るものもありますよ)
- 猫じゃらし(レーザーポインター)
この頃から大活躍するのが、皆さんご存知の「猫じゃらし」です。
老猫になっても認知症予防として遊ぶことができますので持っていて損はないでしょう。
その他にも、ボールの中に鈴が入っていて、転がすと音がなるおもちゃも、大好き。
自分で転がして、一人で遊びだしたりするので飼い主さんが忙しくて遊び相手になってあげられない時、おすすめですよ。
子猫の頃に遊んだほうがいい理由
子猫はこの頃に、たくさん遊ぶことで、コミュニケーション能力や社会性を養います。
兄弟猫がいれば、じゃれ遊びをし、いなくても母猫がしっぽを使って遊び相手になってくれます。
その時に、ケンカや、失敗を繰り返しながら、狩りの仕方や爪や牙の力加減など、猫として生きていくためのノウハウを少しずつ学んでいきます。
子猫時代の遊びというのは、飼い主さんとの絆を深める以外にも、とても重要な意味が含まれているのです。
成猫との遊び方
- 袋を使って遊ぶ
- 段ボールで秘密基地を作る
- ネズミのおもちゃ
- キャットタワーを用意してあげる
成猫になると、子猫の頃に比べるとのんびりする時間が増えてきてきますが、遊ぶことが大好きなのは変わりません。
ネズミのおもちゃを隙間から出したり、隠したり、飼い主さんがリアルな動きを再現してあげると猫ちゃんもかなり食いついて遊んでくれます。
- 首が締まってしまう可能性を考えて、袋の取手の部分を切っておく。
- 袋を間違えて食べてしまうこともあるので、目を離さない。
成猫の頃に遊んだほうがいい理由
成猫の頃に遊んだ方がいい理由は運動不足解消、肥満防止です。
もしも、病院の先生から肥満体なので運動させてくださいなど、アドバイスをもらっているならば、飼い主さんがサポートしながら遊ばせてあげたほうがいいですね。
特に問題がないのなら、無理に遊ばせる必要はないです。
人間のわたしたちも、今日は何もしたくない、今そんな気分になれないな、なんて時ってありますよね。
猫ちゃんの気持ちを無視して無理に遊ぼうととすると、猫にとってストレスの原因や、おもちゃが嫌いになって更に遊ばなくなる、なんていうことにもなりますので注意してくださいね。
老猫(7歳~)との遊び方
- 猫ちゃんのペースに合わせてあげる
- 猫じゃらし
- お気に入りのおもちゃで遊ぶ
老猫になって大事なのは、猫ちゃんのペースに合わせて遊んであげること。
子猫のから一緒に過ごしていると、動きが少なくなってきているな等の変化に気づき、心配になることも多くなってきますが、特に体調などが悪くないのであれば、今がその子のペースです。
老猫の頃に遊んだほうがいい理由
老猫の頃に遊んだほうがいい理由は、認知症防止です。
昔のように、活発に動くことは減っているかもしれませんが、おもちゃで遊んでいるとき、手で捕まえようとしたり、目で追ったりするだけでも、十分な認知症防止になります。
猫の好きな遊びランキング3位までを紹介
これまで、ライフステージごとの遊び方と遊ぶ理由について紹介してきました。
【好きな遊びランキング】
1位 | 猫じゃらし(レーザーポインター)を使って狩りごっこ |
2位 | キャットタワー(キャットタワー)を上り下り |
3位 | 段ボール・袋を使って秘密基地ごっこ |
※【番外編】爪とぎでストレス発散、けりぐるみ
1位、猫じゃらし(レーザーポインター)を使って狩りごっこ
【おすすめ時期】子猫、成猫、※老猫は激しい動きはNG
飼い猫であっても、狩りをするという本能を忘れるわけではありません。
猫じゃらしやレーザーポインターを獲物と捉えて追いかけまわること間違いなし。
レーザーポインターは直接目に当てると、失明する可能性がありますので、猫ちゃんと遊ぶ時や、小さなお子様がいらっしゃるご家庭は注意してください。
2位、キャットタワー(キャットウォーク)を上り下り
【おすすめ時期】子猫、成猫
成猫になって、遊ぶ回数が少なくなって困っている飼い主さんも、キャットタワーの上り下りだけでも良い運動になりますし、猫ちゃんの落ち着ける場所もできるのでおすすめですよ。
3位、段ボール・袋を使って秘密基地ごっこ
【おすすめ時期】子猫、成猫、老猫
この動画のように、段ボールを秘密基地としてだけではなく猫じゃらしやネズミのおもちゃを一緒に使って遊んであげるのもいいですね。
番外編、爪とぎでストレス発散
ではでは、番外編に移りましょう。
それが爪とぎポール(タワー)です。
家の壁で爪とぎされるのを防ぐだけでなく、日常の行動に運動をプラスすることができるので身体を動かす回数が少なくなった老猫にもおすすめ。
番外編、けりぐるみ
けりぐるみとは、猫ちゃんがぬいぐるみをギューッと抱きしめながら、キックしている姿からつけられた遊び方。
もしかしたら飼い主さんの中には、こんな風に遊んでいる姿を見たことがある人もいるかもしれませんね。
この遊びも、猫ちゃんが抱きしめることができる大きさのぬいぐるみがあれば、家にあるものでOKですので、ぜひ試してみてくださいね。
猫の好きな遊びの見つけ方
猫の好きな遊びランキングを紹介しましたが、どうでしたでしょうか。
そんな時は、次のことを試してみてください。
【好きな遊びの見つけ方】
- 違う種類のおもちゃを3~4種類だけ用意する。
- 家にあるもので、興味のある遊びを見つける。
まとめ
今回、猫の好きな遊びについて紹介させて頂きました。
猫の遊びと一括りにするのではなく、まずライフステージ別に遊び方や、遊ぶ理由・重要性がそれぞれあることがわかりました。
また、好きな遊びランキング上位3位はこちらです。
1位 | 猫じゃらし(レーザーポインター)を使って狩りごっこ |
2位 | キャットタワー(キャットタワー)を上り下り |
3位 | 段ボール・袋を使って秘密基地ごっこ |
猫ちゃんの、おもちゃグッズをたくさん購入してあげるのもいいですが、家にあるものや動画を使って遊ぶこともできますので、愛猫の好きな遊びを見つける際に参考にしてみてくださいね。