愛猫が「ニャーニャー」と鳴きながら甘えてくる姿はとてもかわいいですよね。
しかし、その可愛い鳴き声も、度が過ぎてしまうと飼い主さんも「勘弁してくれ」という気持ちになってしまいます。
解決策が分からないままだと「また鳴くのではないか」とノイローゼ気味にもなりますし、上の飼い主さんのように寝不足など体調まで崩してしまうと元も子もありません。
そう、知っていてほしいことは猫は飼い主さんに嫌がらせをしようと、わざと、うるさく鳴いているのではなく必ず何かの意味があるということ。
猫ちゃんの鳴き声についてははゆねに任せるとして、その他にも「猫がうるさいく鳴く時の5つの対処法」も一緒に紹介していくので参考にされてみてくださいね。
猫の鳴き声がうるさい4つの理由
猫がうるさく鳴いてしまうのは、飼い主さんに何かを伝えたいサインでもあります。
その理由として次の4つあげられます。
【猫たちが鳴く4つの理由】
- お腹が空いた、トイレが汚い
- 発情期
- 甘えてる、構ってほしい
- 威嚇(いかく)、怒っている
それぞれ詳しく解説していきますね。
理由1.お腹が空いた、トイレが汚い
朝起きてすぐに、猫ちゃんが鳴いているときは「お腹が空いた、トイレが汚い」と訴えている可能性があります。
「ニャーー」と長く鳴いているのは、何かをお願いしているとき。
ご飯のお皿の前で鳴くときは「お腹空いた、ご飯ちょうだい」「足りてないからもっとちょうだい」などの催促。
トイレの前で鳴いているときは「トイレが汚いですよ」「おしっこ、うんちをしたので処理をお願いします」という意味があります。
一生懸命伝えようとする姿、めちゃくちゃ可愛いですね。
理由2.発情期
夜、外で猫がすごく響く鳴き声で鳴いているのを聞いたことはないでしょうか。
野生の猫の発情期は春から夏ですが、飼い猫の場合は他の季節にもみられることがあります。
オス猫は、ゆねが言ってくれたように、音量が大きく遠くまで響くような鳴き声。
メス猫はオス猫よりもやや低い声で鳴きます。
※下に鳴き声の動画を用意しましたが、メス猫の発情期の鳴き声を聞くとオス猫が反応する可能性もあるので注意してください。
オス猫、発情期時の鳴き声がこちら。
メス猫の発情期時の鳴き声がこちら。
普段聞く猫の声とは違い、かなり特徴的なので、発情期だった場合はわかりやすそうですね。
理由3.甘えている、構ってほしい
外の世界を知っている猫は、外を見ながら「遊びにいきたいよ」と鳴きながら訴えていたり、夜中になってずっと鳴き続ける場合は、遊んでほしくて飼い主さんを起こしている可能性が。
ぼうちゃんのように、飼い主さんとの時間が極端に減り、寂しさを感じている猫ちゃんが甘えたり構ってほしくて鳴くこともあります。
理由4.威嚇(いかく)、怒っている
単頭飼いであっても、例えば窓の外に野良猫やカラスがいたら自分の縄張りに敵が来たとみなし、威嚇して鳴くこともあります。
その他にも、飼い主さんに対して鳴く場合は「自分の方が立場が上だにゃん」と伝えていたり、今は機嫌が悪いからほっといてという意味があります。
下に威嚇時の動画を用意してみましたが、普段可愛い猫ちゃんでも、牙むき出しで鳴かれると恐いですね。
猫のうるさい鳴き声に対処する5つの方法
これまで、猫がうるさく鳴く理由を4つ解説してきましたが、今度はその対処法を紹介していきますので、次の5つをご覧ください。
【猫のうるさい鳴き声への5つの対処法】
- 決まった時間にご飯をあげる
- 去勢、避妊手術をする
- たくさん遊んであげる
- 猫の鳴き声アプリを使う
- 病院へ連れて行く
対処法1.決まった時間にご飯をあげる
猫がうるさく鳴く理由のところでは、「お腹が空いた、トイレが汚い」と解説しました。
何かを要求しているときは、その状況に応じて対処すれば、うるさく鳴くことは少なくなってくるでしょう。
しかし、お腹が空いて、ご飯をあげるときは注意が必要です。
それにもちゃんとした理由があります。
猫ちゃんが鳴いたら、すぐにご飯をあげていないでしょうか。
実は、お腹が空いたから鳴いているのではなく「鳴けばご飯をくれる」と猫ちゃんが認識してしまっているから鳴いている可能性があります。
可愛い鳴き声で催促されると、与えたくなっちゃいますよね。
しかし、そこは一度我慢してみて、ご飯をあげる時間を決めてみませんか。
最初は慣れていないので鳴くかもしれませんが、習慣になると回数も少なくなってきます。
対処法2.去勢、避妊手術をする
発情期が原因で、うるさく鳴いている場合の対処法は残念ながらありません。
しつけをして鳴き止ませようとしても効果がなく、発情期がくると約2週間程、遠くにまで響くような大きな声で鳴き続けますので、飼い主さんにとっては辛い時期でしょう。
その効果的方法というのが去勢、避妊手術をすることです。
もちろん、この手術を行ってしまうと、子どもができなくなってしまいます。
対処法3.たくさん遊んであげる
最近、猫ちゃんとのコミュニケーションは取れていますか。
もし「遊んであげられていないな」と感じた方は、ぜひ、今すぐにでも猫ちゃんとあそんであげてください。
また、たくさん遊んであげることで、体力が有り余ることもなくなるので、夜もぐっすり眠ってくれるようになりますよ。
対処法4.猫の鳴き声アプリを使う
鳴き声アプリを使うと猫ちゃんの反応もよくて、一緒に遊べるのでよければ試してみてくださいね。
対処法5.病院へ連れて行く
上記の対処法を行っても鳴き続けたり、おさまりそうにない場合、猫ちゃんが他のことを飼い主さんに伝えたい可能性も。
病気などの可能性も考えられますので動物病院に相談してみましょう。
まとめ
今回は猫の鳴き声がうるさい理由とその対処法について紹介しました。
まず、猫が鳴く理由は次の4つが挙げられました。
【猫たちが鳴く4つの理由】
- お腹が空いた、トイレが汚い
- 発情期
- 甘えてる、構ってほしい
- 威嚇(いかく)怒っている
猫が鳴くのは飼い主さんに何かをつたえたいからです。
ですので理由が必ずあります。
猫の鳴き声がうるさい、どうにかしたい時は次の5つを試してみましょう。
【猫のうるさい鳴き声への5つの対処法】
- 決まった時間にご飯をあげる
- 去勢、避妊手術をする
- たくさん遊んであげる
- 猫の鳴き声アプリを使う
- 病院へ連れて行く
もしも、対処法を行っても改善されない場合は動物病院に連れていってあげてくださいね。
鳴き声がうるさいと、飼い主さんも辛いですよね。
理由と対処法を知って楽しい猫ライフを過ごしていきましょう。