みなさんは猫のエサをあげる回数って決めていますか。
もしかしたら皆さんの中には、なんとなくこの方法であげているという方もいるかもしれませんね。
実は、適切なエサの回数って猫によってバラバラなんです。
例えば、一般的に成猫のご飯タイムは1日2~3回で良いと言われています。
でも、まだ子猫の場合は、しっかり栄養を摂るためにも1日4~5回は食べなきゃいけないなどの違いがあります。
この他にも食いしん坊タイプか食が細いタイプなのかなど、人と同じように、猫同士でもそれぞれ個性があるんですよ。
あなたの愛猫にとっての最適なエサの回数やタイミングを知らないことで、きちんとした健康管理ができず生活習慣病や栄養失調などの原因となる可能性も。
エサの与え方次第で猫の健康を守ることが出来るんですよ。
そこで、今回はそんなお悩みを大解決。あなたの猫ちゃんに合う、ベストなエサのタイミングを簡単に見極める方法をご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
猫のご飯は1日何回?
基本的に、猫のエサは1日2~3回です。
ただ、これは食生活に問題がない成猫の場合。
猫の年齢や、体質・タイプによって最適なエサの回数は異なります。
わたしたち人間でいえば、3食きっちり食べるか、朝or昼を抜いてしまって2食になると、全体量は3食の方が多くなるというイメージですよね。
猫の場合は、エサの全体量は変わりません。
【年齢別】適切なエサの回数
年齢によってエサの回数を変える目的は、ライフステージごとに異なる消化能力に合わせること。
簡単にいえば、1回のご飯をお腹にちょうどいい量に調節することです。
子猫(~生後約6か月):月齢による
生後約6か月までの間は、体もまだ十分に成長していないことから、エサの回数が多くなります。
【エサの回数(月齢別)】
生後1か月~2か月 | 4~6回 |
生後3か月~6か月 | 3~4回 |
生後7か月~12か月(※) | 2~3回 |
※子猫と成猫の間の期間ですが、この項目では子猫として説明しています。
ちなみに、昔飼っていた愛猫「しゅり」が生後約2か月ぐらいの時は、「朝・昼・晩・深夜・早朝」の5回に分けて、次の時間帯にあげていました。
【子猫のご飯タイムテーブル】
朝 | 9:00 |
昼 | 13:00 |
晩 | 18:00 |
深夜 | 23:00 |
早朝 | 5:00 |
できるだけ、わたし達飼い主の生活リズムにも合わせられるようなペースで、子猫がお腹を空かせないように時間を考えていました。
生後約6か月ぐらいまでの猫は成長期のため、たくさんの栄養が必要な時期。
でも、まだ消化器官がちゃんと発達していないんです。
そんな時に、一度にたくさんキャットフードをあげても消化しきれないので、上の表を参考に、回数を分けて必要な栄養が摂れるようにしてあげましょう。
生後7か月~生後12か月までの間に、少しずつ回数を減らして1日2回になるように調整していきます。
1歳のお誕生日を迎えると、ついに成猫の仲間入り。
成猫(約1~6歳):2~3回
成猫になると体もきちんと成長し、2回のエサでもしっかり消化できるようになっています。
ただ、絶対に2回じゃなくても大丈夫。
朝・昼・晩の3回が合うという場合は、3回に分けてあげてくださいね。
【おすすめの時間帯】
朝:6時~8時 夜:18~20時
猫はかつて夕暮れ時と明け方に狩りを行っており、この生活リズムを『薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)』といいます。
この生活リズムで過ごさせてあげることが猫にとってちょうど良いんですよ。
関連記事:キャットフードの回数を減らす方法【最適な時期と減らす理由】
老猫(約7歳~):3~4回
老猫の場合は、1日3~4回が目安。
成猫と比べて消化機能が落ちてきた老猫には、一度にたくさんのエサを消化することが難しくなっています。
そのため、1回のエサの量を少なめにして、その分回数を増やしてあげるといいでしょう。
1日3~4回が目安ですが、大切なのは「一度の食事が負担にならない」ということ。
そのため、2回の食事でも負担になっていないようであれば、無理に細かく与えなくて大丈夫。猫の様子を見ながら、決めてあげましょうね。
ライフステージ | 1日のエサの回数 |
子猫 | 生後1~2ヶ月:4~6回
生後3~6ヶ月:3~4回 生後7~12ヶ月:2~3回 |
成猫 | 2回 |
老猫 | 3~4回 |
- 子猫は月齢によってもエサの回数が変わる
- 成猫は基本的に朝・晩がベスト
- 老猫は一回の食事が負担にならないように回数を調整する
エサの回数多めが◎の体質・タイプ
わたし達人間でも、いろんなタイプ・体質の人がいるように、猫によってもそれぞれ違った特徴があります。
猫によっては、月齢に係わらずエサの回数を多めにする方が良いことも。
ストレス解消や、1日のカロリーコントロールがしやすくなるといったメリットがあるんです。
- 完全室内飼い
- 食いしん坊さん
- 去勢済みくん
- 食が細い子
どういうことか、理由を詳しく説明していきますね。
1.完全室内飼いの猫
完全室内飼いの猫は全く外に出ないため、ストレスが溜まりやすい傾向にあります。ストレス解消がうまくできないと、体調を崩してしまうなんてことも。
ご飯を食べることは、室内飼いの猫ちゃんにとっては貴重な楽しみの一つ。
そのため、ご飯タイムはちょっと多めに設定してあげるとストレス解消になるんですよ。
また、ストレス解消のおもちゃも必須ですよ。
友達猫ちゃんは、このおもちゃをガシガシ蹴ってストレス解消しているそうです。
2.食いしん坊さんの猫
ご飯が大好きな食いしん坊さんタイプの猫には、食事の回数を増やすことで空腹の時間を短くできるというメリットがあります。
健康を保つためには、ストレスを与えずにカロリーコントロールをしてあげることが大切です。
回数を増やしても、1日に必要なキャットフードの量が増えてしまわないようにきちんと管理しましょう。
また、食いしん坊さんタイプでダイエットが必要だという肥満気味の猫には、キャットフードをふやかして与えるなど、少し工夫を。
関連記事:【猫の餌をふやかす方法】正しいふやかし方を知らないと危険!!
ただご飯の回数を増やすだけじゃなく、ふやかすことで一回の満腹度が更にアップするのでオススメですよ。
肥満が深刻な場合は、獣医さんにきちんと相談してからダイエット用のキャットフードを取り入れてみましょう。
3.去勢済みの猫
去勢後の太りやすくなった猫には、食いしん坊さんと同じく一回のエサの量を減らして、代わりに回数を増やしてあげることをオススメします。
カロリーの摂りすぎを押さえられるだけでなく、食欲対策にもいいですね。
去勢することによって、性ホルモンを作る必要がなくなります。
性ホルモンを作るためのエネルギーが減らない、性ホルモンによる活動性も低下してしまうということ。
簡単にいうと、つまりは消費カロリーが減るということなんです。
また、性ホルモンには食欲を抑える働きもあり、去勢手術することでそれがなくなってしまうわけですね。
もちろん、太りやすいため食事の工夫だけじゃなくって運動も大切。
このおもちゃは、外出する前におやつを入れておけば、お留守番の時間でもしっかり遊びながら、運動してくれますよ。
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スペースに余裕がある人は、猫用のトンネルもおすすめ。飼い主さんも一緒に運動できちゃいそうですね。
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去勢済みの猫用キャットフードも販売されているため、去勢をキッカケに一度キャットフードの種類を見直してみることをオススメします。
去勢するメリットについて知りたいという方はこちらもチェックですよ。
関連記事:猫の去勢後の悩み【イラつく前に読むべき】術後もうるさい理由とは
4.食が細いタイプの猫
回数を増やす方法は、いつもエサを残してしまう、という食が細いタイプの猫にも効果的。
1回の量を減らすことによって、食べきることができ、またお腹も空くようになるという好循環が期待できます。
3回に分けても食べ残してしまう場合は食が細いのではなく、単純にエサの食いつきが悪い可能性も。
お悩みの人は、一度この記事を読んでみてくださいね。
関連記事:【猫が餌を食べない】元気だけど食欲がない時の原因と4つの対策!
1日に必要なカロリーが十分に摂れない日が続く場合は、体調不良にも繋がってしまうため、必ず係りつけの獣医さんに相談しましょう。
それぞれのタイプに共通するのは『エサの回数を増やす』です。
完全室内飼いの猫 | ストレス解消のために、ご飯タイムを増やす |
食いしん坊さんの猫 | 空腹の時間を減らすために回数を増やす |
去勢済みの猫 | 消費エネルギーが落ちるため、太らないように回数を増やす |
食が細いタイプの猫 | 少しずつ食べられるように回数を増やす |
1回のご飯の量はどのくらい?
猫のライフステージや活動量などによって、エサをあげる回数を調整してあげることが大切とお伝えしてきました。
あげる回数が変わったときに最も注意したいのが、あげるキャットフードの量です。
エサの回数は変えても1日にあげるキャットフード量は目安を守るよう注意しましょうね。
キャットフード量:子猫編
子猫からみていきましょう。
子猫は成長が著しく、必要なカロリーも多いですよ。
【1歳未満の子猫に必要な1日分のカロリー】
体重(kg)×160kcal
ここでパッと言われても計算するのがちょっと面倒と思ってしまうのはきっとわたしだけではないはず。
そこで早見表を作ってみました。
今回は我が家で与えているキャットフードを元に、100gあたり390kcalで計算しています。
体重(kg) | 1日に必要なカロリー | 1回分の量(1日4回あげている場合) |
1kg | 160kcal | 10g |
2kg | 320kcal | 20g |
3kg | 480kcal | 30g |
4kg | 640kcal | 41g |
5kg | 800kcal | 51g |
子猫用のキャットフードから成猫用のキャットフードへの切り替え時期についてはこちらの記事で詳しく説明していますよ。
関連記事:子猫用キャットフードはいつまであげるの?切り替え時期や方法を伝授
またオールステージ用のキャットフードというものもあるんですよ。これは各年代の猫を飼う多頭飼いの人にとっては救世主のようなキャットフードですよね。
年齢が進むによって買い換えることに迷ったりしなくていいのも便利です。
こちらの記事で詳しく説明していますのでチェックしてみてくださいね。
関連記事:【オールステージ用キャットフードとは?】メリット&デメリット公開!
キャットフード量:成猫編
次に成猫です。
【成猫に必要な1日分のカロリー】
体重(kg)×80kcal
体重(kg) | 1日に必要なカロリー | 1回分の量(1日2回あげている場合) |
3kg | 240kcal | 30g |
4kg | 320kcal | 41g |
5kg | 400kcal | 51g |
6kg | 180kcal | 61g |
7kg | 560kcal | 71g |
キャットフード量:老猫編
老猫になった際、活動性も低下するので、必要なカロリーも少なくなります。
【老猫に必要な1日分のカロリー】
体重(kg)×60kcal
体重(kg) | 1日に必要なカロリー | 1回分の量(1日4回あげている場合) |
3kg | 180kcal | 6g |
4kg | 240kcal | 8g |
5kg | 300kcal | 10g |
6kg | 36kcal | 12g |
7kg | 420kcal | 13g |
年齢別のエサの量をさらに詳しく知りたい人は、この記事は絶対に必見。
関連記事:猫にあげる餌の量は?グラム数より考えるべき事【年齢別の早見表】
1日に食べるキャットフードの量を、きちんと把握できている飼い主さんは意外と少ないと言われています。
また、愛猫ちゃんにおねだりされると、ついつい可愛くてエサをあげすぎてしまったり。
これは飼い主さんの強い意志が必要ですが、おねだりされてもキャットフードの量は必要以上にあげないように、グッと我慢しましょう。
欲しがるままにエサをあげると、やがて肥満に繋がり、糖尿病・脂肪肝・胃が捻じれる病気(胃捻転 いねんてん)などなどのコワ~イ病気を引き起こす原因に。
「今日だけ」と思ってエサをあげてしまうと、だんだんと猫は「おねだりすればご飯がもらえる」と思ってしまうので、しっかり飼い主さんが管理してあげましょうね。
どうしてもというときは、一緒に遊んであげて注意をそらしたり、カロリーの低いおやつを少しだけあげると、良いですよ。
【早見表でまとめて確認!!】適切なエサの回数と量
1回分の量は我が家のゆねが食べているキャットフードを元に、100gあたり390kcalで計算しました。
【子猫】
月齢 | 体重 | エサの回数 | エサ1回分の量 |
生後1~2か月 | 約400g~1kg | 4~6回 | ~10g |
生後3~6か月 | 約1kg~3kg | 3~4回 | 10g~30g |
生後7~12か月 | 約3kg~5kg | 2~3回 | 30g~51g(※) |
エサ1回分の量は、1日4回に分けて与える場合です。
生後7~12か月で2~3回に移行できている場合は、1回分の量が多くなるので気を付けましょう。
【成猫】
体重 | エサの回数 | エサ1回分の量 |
3kg | 2~3回 | 30g |
4kg | 41g | |
5kg | 51g | |
6kg | 61g | |
7kg | 71g |
エサ1回分の量は、1日2回に分けて与える場合です。
【老猫】
体重 | エサの回数 | エサ1回分の量 |
3kg | 3~4回 | 6g |
4kg | 8g | |
5kg | 10g | |
6kg | 12g | |
7kg | 13g |
エサ1回分の量は、1日4回に分けて与える場合です。
エサをあげる時間は決めた方が良い
ずばり結論から言うと猫のエサの時間は決めた方がいいです。
もちろん、置き餌はダメ、ちょこちょこあげもダメというわけではありません。
すべての猫にこれが当てはまるわけではないのですが、猫の健康を維持するという点で毎日だいたい同じ時間にエサを与える場合のメリットが大きいのです。
時間を決めてエサをあげるメリット
- 空腹時が続くことで食べられるときに一気に食べてしまう
- 空腹時が続くことで血糖が急上昇することで太りやすくなる
- エサを十分にとれず栄養失調になる恐れがある
- 生活リズムが不規則になる
- 食欲の変化に気付きやすくなる
- エサの量を管理しやすい
- 猫の健康管理がしやすい
- 排泄の時間も定まってくるのでチェックがしやすい
- 規則正しい生活を覚えさせることが出来る
そうなんです。猫の健康へのメリットが大きいことが時間を決めてエサをあげる最大の理由ですね。
ご飯の時間は、猫の生活リズムを整えるためにも、毎日同じ時間帯にしましょう。
毎日バラバラの時間にエサを食べると、生活リズムが乱れて体調不良の原因に。
きっちりと、「〇時〇分に」と決めすぎる必要はありませんが、だいたいのご飯タイムは決めてしまいましょう。
また、猫が体調不良の時は食欲がなくなるケースが多いのですが、エサの時間を決めていることでささいな体調の変化にも、いち早く気が付くことができるというメリットもあります。
寝る前にエサをあげても大丈夫
一人暮らしの方に限らず、夫婦共働きという我が家みたいなタイプも多いですよね。
そんな方も安心してください。
猫は、寝る直前に食べても全く問題ありません。
わたし達人間は、寝る前にご飯を食べると、消化が悪くなったり太りやすくなったりと、あんまり健康に良くないですよね。
猫は基本的に肉食動物なので、お肉が中心になる猫のエサって実はカロリーが高め。そんなエサを消化するためには、これまたたくさんの体力が必要。
そこで、猫は食べてすぐに寝ることで、消化を助けようと体力を温存しているんです。
- エサの時間を同じにすることはメリットが大きい
- エサの時間を同じにすることで生活リズムが整う
- 体調の変化に気付きやすくなる
- エサは寝る前に食べさせても大丈夫
決まった時間にあげられないときの対処法
お仕事などで、どうしても毎日同じタイミングでエサをあげられないという人もいますよね。
そんな人には、こちらの自動給餌器(じどうきゅうじき)がオススメ。
最近ではスマートフォンで管理できたり、飼い主さんの音声が録音できたりするものもあります。
自動給餌器には、”電池式”と”電気式”があります。それぞれ、電池切れや停電時に対応できないなどのデメリットもあるため、購入する前にしっかり確認して検討しましょう。
また、ピッタリ毎日同じ時間にあげられないからといって、突然猫が体調を崩すことはないため、神経質になりすぎても飼い主さんのストレスに。
【番外編】猫のご飯に関するお悩みQ&A
最後に、番外編としてペットフード検定の資格を持つ、わたくし・みぽりんが友人から聞かれることの多い疑問をまとめておきます。
エサの選び方は?
総合栄養食とは、キャットフードの他に水があれば猫に必要な栄養素を全て得ることができるように作られているもの。
パッケージに必ず表示されているので、確認してみてくださいね。
ちなみに、他には「一般食」「療養食」「栄養補助食」「間食(おやつ」などがあります。
置き餌に興味あり
置き餌とは、回数や時間を決めることなく猫が好きな時に好きなだけ食べられるようにエサを置いておくこと。
食べ物を出したままにするので、衛生面でデメリットが多いことに間違いありません。
その気持ち、とってもよくわかります。
一定のルールを守って上手く置き餌を取り入れる方法もまとめてありますので、ぜひ。
関連記事:【猫の餌は置きっぱなしNG?】健康を維持して快適に暮らす方法を紹介!
猫に危険な食べ物ってある?
- ネギ類(玉ねぎ、にんにく、ニラ、長ネギなど)
- カカオ類(チョコレート、ココア)
- アボカド
- ブドウ
これは特に要注意です。絶対に与えないように注意しましょう。
手作りごはんって体に良いの?
飼い主さんの手作りご飯。
安全な食材から作ることがでる上に、何より手作りのご飯を愛猫が食べてくれているのを見る幸せったらないですよね。
わたしも予防注射の後や家族の誕生日など、特別な時にはゆねにご飯を作ったりしています。
ですが、毎日手作りとなるとどうしても栄養が偏ってしまいます。たまのご褒美にしたいですね。
肥満の判断基準を知っておきたい
BCS(ボディコンディショニングスコア)とは、猫の体型を簡単にチェックするための指標のこと。
指標と見比べて、客観的に判断したいですね。
まとめ
猫のライフステージや状況によって変わるエサの回数や量と、決まった時間にあげることのメリットについて説明してきました。
【年齢別:エサの回数一覧表】
子猫(~生後約12か月) | 2~6回(※月齢別で変わります) |
成猫(約1~6歳) | 2回 |
老猫(約7歳~) | 3~4回 |
※成長度合いは個体差があるため、あくまでも目安です。
子猫の月齢別の回数は本文に記載していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、成猫でも必ず絶対に2回じゃないとダメというわけじゃありません。
老猫の場合は、一度の食事が負担にならない回数というのがポイント。無理のない回数を、決めてあげてくださいね。
そして、次の4タイプの猫にはエサの回数を増やすことをオススメ。
完全室内飼いの猫 | ストレス解消のために、ご飯タイムを増やす |
食いしん坊さんの猫 | 空腹の時間を減らすために回数を増やす |
去勢済みの猫 | 消費エネルギーが落ちるため、太らないように回数を増やす |
食が細いタイプの猫 | 少しずつ食べられるように回数を増やす |
詳しい理由やポイントについては、本文でチェックしましょう。
【子猫の場合】
体重(kg) | 1日に必要なカロリー | 1回分の量(1日4回あげている場合) |
1kg | 160kcal | 10g |
2kg | 320kcal | 20g |
3kg | 480kcal | 30g |
4kg | 640kcal | 41g |
5kg | 800kcal | 51g |
【成猫の場合】
体重(kg) | 1日に必要なカロリー | 1回分の量(1日2回あげている場合) |
3kg | 240kcal | 30g |
4kg | 320kcal | 41g |
5kg | 400kcal | 51g |
6kg | 180kcal | 61g |
7kg | 560kcal | 71g |
【老猫の場合】
体重(kg) | 1日に必要なカロリー | 1回分の量(1日4回あげている場合) |
3kg | 180kcal | 6g |
4kg | 240kcal | 8g |
5kg | 300kcal | 10g |
6kg | 36kcal | 12g |
7kg | 420kcal | 13g |
そして、エサはできるだけ毎日決まった時間にあげるようにしましょうね。
【エサの時間を決めてあげるメリット】
- 食欲の変化に気付きやすくなる
- エサの量を管理しやすい
- 猫の健康管理がしやすい
- 排泄の時間も定まってくるのでチェックがしやすい
- 規則正しい生活を覚えさせることが出来る
月日が流れて猫の年齢が変わるごとに、エサの回数も変化するもの。
「ずっと同じではない」ということを覚えておきましょう。
定期的に、今の食事サイクルが合っているのかしっかり観察することがあなたの猫ちゃんの健康守る第一歩になります。
▼▼猫の歯磨きが苦手な飼い主さん必見▼▼
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